2012年4月26日木曜日

Zenの不動産コンサルティング塾  世界の医療情報


[70-20100801]
ふすまの摂取で女性2型糖尿病患者の死亡リスク低下
栄養学のLu Qi助教授らは,2型糖尿病の女性のうち,ふすまの摂取量が最も多かった群では,摂取量が最も少なかった群と比べて,心血管疾患(CVD)による死亡リスクが35%低く,全死亡率も28%低かったとする研究結果をCirculation(2010; 121: 2162-2168)に発表した。ふすまは全粒穀物の構成成分で,ビタミン,ミネラル,食物繊維を豊富に含む。※小麦の糠(ぬか)は「ふすま(麬)」という。

〔米テキサス州ダラス〕ハーバード大学内科学とハーバード大学公衆衛生学部(ともにボストン)栄養学のLu Qi助教授ら

[69-20100730]
高齢者の意図的な減量は有効、過去の有害説を否定
高齢者の体重減少は死亡リスクの上昇をもたらすと広く認識されているが,M. Kyla Shea博士らは「この説には根拠がない」と初めて否定の意を示した。詳細はJournal of Gerontology:Series A(2010; 65A: 519-525)に発表された。

〔米ノースカロライナ州ウィンストンセーラム〕ウェイクフォレスト大学バプテスト医療センター(ウィンストンセーラム)のM. Kyla Shea博士


健康インスピレーション減量

[68-20100729]
中年の内臓脂肪が脳容積の低下と関連
Sudha Seshadri准教授らは,腹部の脂肪と脳の総容積低下との間に有意な関連性があることを見出した。今回の研究により,肥満と認知症の関連の根底にある機序の理解が進み,新たな予防法につながるかもしれない。詳細はAnnals of Neurology(2010; オンライン)に発表された。

〔ボストン〕ボストン大学(BUSM)神経学科のSudha Seshadri准教授ら

[67-20100724]
ブロッコリーに含まれる化合物は,がん幹細胞を抑制し,乳がんの予防または治療に役立つ
Duxin Sun准教授らは「ブロッコリーに含まれる化合物は,がん幹細胞を抑制し,乳がんの予防または治療に役立つ可能性がある」とClinical Cancer Research(2010; 16: 2580-2590)に発表した。

〔米ミシガン州アナーバー〕ミシガン大学(アナーバー)薬学部製薬科学科のDuxin Sun准教授ら


ミネソタ州の高速重量損失のヒント

[66-20100721]
手足のマッサージが遺族の慰めにも効果
〔スウェーデン・ストックホルム〕Berit Seiger Cronfalk博士らは「愛する人が亡くなった後は遺族の悲しみが深くストレスも強いが,リラックス効果のあるマッサージを8週間受けると,遺族の慰めとなる」との研究結果をJournal of Clinical Nursing(2010; 19: 1040-1048)に発表した。

カロリンスカ研究所(ストックホルム)がん病理科のBerit Seiger Cronfalk博士

[65-20100716]
小児死亡原因の3分の2超は感染症
Robert E. Black教授らは,世界保健機関(WHO)小児保健疫学関連グループ(CHERG)と国連児童基金(UNICEF)を代表して,5歳未満児の死亡に関する世界規模の解析結果をLancet(2010; 375: 1969-1987)に発表した。それによると,世界で年間880万人と推定される5歳未満児の死亡原因は,肺炎,下痢,マラリア,敗血症などの感染症が3分の2超を占め,早産の合併症,新生児仮死,先天異常も重要な死因である。

ロンドンジョンズホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生学部(メリーランド州ボルティモア)国際保健学科のRobert E. Black教授


リズは、痛みの最大であった

[64-20100715]
思春期女子の短い睡眠時間が高コレステロール血症の危険因子となりうる
思春期女子の短い睡眠時間が若年成人期の高コレステロール血症の危険因子となる可能性があると,米コロンビア大学などのグループがSLEEPの7月号に発表した。同グループは,1994〜95年に13〜18歳の男女1万4,257例を登録。18〜26歳の若年成人となる2001〜02年まで追跡し,睡眠時間と高コレステロール血症との関係を調べた。共変数を調整した結果,女性では睡眠時間が1時間増すごとに若年成人期に高コレステロール血症と診断される確率が有意に低下した〔オッズ比(OR)0.85,95%信頼区間0.75〜0.96〕。一方,男性では有意ではないものの,睡眠時間の増加� �高コレステロール血症の診断減少と関係していた(OR 0.91,同0.79〜1.05)。

米コロンビア大学などのグループ


[63-20100714]
小児肥満の肥満手術は最後の手段
小児肥満に関して検討した結果を、小児肥満の治療では,食事や運動といったライフスタイルへの介入を常に第一選択治療とすべきで,薬物療法を用いず,肥満手術は最後の手段であるとしている。特に,小児に対する肥満手術は最重度の症例に限り,細心の注意を払って施行すべきと指摘している。

ニューメキシコ大学(米ニューメキシコ州アルバカーキ)保健科学センターのSue Y. S. Kimm博士
ブリストル大学(英ブリストル)のDebbie A. Lawlor教授
米国立衛生研究所(NIH)のJoan C. Han博士

[62-20100712]
王様のような朝食
"王様のような朝食,王子のような昼食,貧民のような夕食を取れ"という昔の格言は,実際のところ,メタボリックシンドロームを予防するうえで最も優れたアドバイスかもしれない。朝目覚めた後に高脂肪食を与えたマウスの代謝プロフィールが正常であることを明らかにした。反対に,朝に高炭水化物食をより多く摂取したマウスでは,メタボリックシンドロームの指標である体重増加,肥満,耐糖能障害などの異常が生じるという。

アラバマ大学バーミングハム校(UAB)公衆衛生学部疫学科のMolly Bray教授


[61-20100629]
丹田呼吸法より
呼(吐く)吸(吸う)のうち大事なのは呼気。息を吐く時に気持ちを込めると副交感神経が優位になり自律神経のバランスが回復、血中のリンパ球が増えて免疫機能が高まる。

丹田呼吸法より



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